210924

ふと、中学生の頃を思い出した。PS3ガンダムのゲームをやっていた時に、メッセージをやりとりしていた人がいた。当時俺が13歳で、相手が17歳だった。(恐らく)彼が本当に俺の4つ上ならば、24,25だろうか。顔も名前も知らない相手を想うことは、不思議な感覚である。

ネット世代の俺たちには、「知り合って数年経つ顔も名前も知らない人」が当たり前に存在する。下手したら地元の友達より頻繁にコミュニケーションをとる仲だったりもする。どれだけ同じ時間を過ごし、多くを語りあっても、相手の顔は知らない。「百聞は一見に如かず」というが、見る/会うこと固有の力が、コロナ禍の今、身に沁みて感じる。